錦秋の彩り、息を呑む絶景。
紅葉シーズン、岩手県は燃えるような赤や鮮やかな黄色に染まり、訪れる人々を魅了します。
雄大な山々、静謐な湖畔、歴史ある名刹…自然と文化が織りなす紅葉の絶景は、一生の思い出となるでしょう。
本記事では、そんな岩手県でおすすめの紅葉スポット・紅葉の名所5選を紹介します。
ぜひお出かけの参考にしていただければ幸いです。
1.八幡平の紅葉
八幡平は岩手・秋田両県にまたがる台地状火山で、数多くの温泉にも恵まれた地です。
八幡平アスピーテラインと八幡平樹海ラインの2つの道路はドライブの地としても最適で、標高ごとに違う景色が楽しめるのも魅力のひとつ。
標高1000m付近にある御在所エリアは季節ごとにさまざまな表情が見られ、八幡平山頂レストハウスでは軽食コーナーの他、両県の土産品が購入できる売店があります。
例年の見頃は、9月下旬~10月上旬頃です。
おすすめポイント
- 大自然の中で紅葉を楽しめる
- ドライブやハイキングにも最適
- 湿原、湖沼、山頂など様々な場所で紅葉が見られる
2.中尊寺の紅葉
世界遺産にも登録されている中尊寺は、紅葉の名所としても有名です。
金色堂を彩る紅葉や、本堂周辺のモミジなど、歴史的建造物と紅葉の美しい調和が見られます。
秋は大日堂から金色堂への参道沿い、中でも経蔵周辺にあるイロハモミジやヤマモミジの紅葉は見事の一言。
例年、10月下旬頃から色付き始め、11月中旬にかけてが紅葉の見頃となっています。
おすすめポイント
- 歴史的建造物と紅葉の美しいコラボレーション
- 散策路が整備されており、ゆっくりと紅葉を楽しめる
- 平泉周辺には他の観光スポットも多数あり、観光と合わせて紅葉が楽しめる
3.猊鼻渓の紅葉
猊鼻渓は、約100mの石灰岩の断崖や絶壁に囲まれた渓谷で、四季折々の表情が美しく、秋には白い岩肌に紅葉した木々がよく映えます。
渓谷を流れる川ではおよそ2kmにわたる舟下りを楽しむことができ、両岸に迫る岩壁と、色鮮やかな紅葉のコントラストは圧巻で、特に水面に映る紅葉は息を呑む美しさを誇ります。
大正14年に国の史蹟名勝天然記念物、名勝指定岩手県内第1号に指定され、日本百景の1つとしても知られています。
例年10月下旬から紅葉の見頃を迎えます。
おすすめポイント
- 舟下りをしながら紅葉を楽しめる
- 渓谷と紅葉のダイナミックな景観
- ゆったりとした時間を過ごしながら紅葉が楽しめる
4.栗駒山の紅葉
岩手、宮城、秋田の3県にまたがる標高1626mの名峰である栗駒山は、山頂付近から麓まで広がる紅葉が見事です。
栗駒山の中腹には毎分6000リットル湧出する須川温泉があるなど、魅力的なスポットも点在しており、麓からは見上げる紅葉、山頂から見下ろす紅葉が楽しめます。
特に、山頂からの眺めは360度の大パノラマで、まるで紅葉の絨毯を敷き詰めたかのような光景が広がります。
おすすめポイント
- 山頂からの大パノラマ紅葉
- ハイキングやドライブで楽しめる
- 変化に富んだ紅葉が見られる
5.厳美渓の紅葉
古都・平泉にも近く、一関市の主要観光地の一つである厳美渓。
国の名勝天然記念物にも指定されている景勝地で、川底にできた甌穴は大変珍しく、他にも奇岩、怪岩、深淵、甌穴、滝など、約2キロメートルにわたって続くスポットはどれをとっても迫力満点。
秋は紅葉が見どころで、エメラルドグリーンの水面と、赤や黄色の紅葉が織りなすコントラストはまさに絶景。
例年10月下旬から11月上旬頃が紅葉の見頃となっています。
おすすめポイント
- 美しい渓谷と紅葉のコラボレーション
- 遊歩道からゆっくりと紅葉を楽しめる
- 空飛ぶだんごも有名
まとめ:2024年、岩手県でおすすめの紅葉スポット・紅葉の名所
「【2024】岩手県でおすすめの紅葉スポット・名所5選」を紹介しました。
もちろん、これらのスポット以外にも、岩手県にはたくさんの魅力的で美しい紅葉スポットがあります。
ぜひ、自分のお気に入りの場所を見つけて、岩手の秋を満喫してください。